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女優としてのデビュー作品

 女優としてのデビューはTVドラマだが、映画の主役をつとめたことは、彼女にとっても大きな転機だっただろう。映画は、その人の内面的な部分を映し出してしまうからね。

水着より野良着の香里奈が好き

深呼吸の必要あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
深呼吸の必要
posted with あまなつ on 2007.07.03
香里奈(2005-01-28)
おすすめ度の平均:4.5
5なんくるないさー
5安定感のあるストーリー性
3秋田!?
4カラダでふれあいたい。
5美しく温かい日本の端っこの時間

 香里奈(かりな)の映画初出演・初主演作品。

 南西諸島方面で、今でも行われているサトウキビ人力収穫の援農に集まった、7人の若者の話。琉球地方のエメラルドグリーンの海を遠景に香里奈の日焼けした姿が美しく映える。

 香里奈(かりな)の役は、東京で派遣の事務OLという、7人のなかでも最もふつうの役どころ。彼女自身も自然体で演じている。そうでなくても、えんえんキビ倒しをするという単調なストーリ。当時まだ無名の共演女優の長澤まさみと金子さやかは役自体が個性的なので自分のアジを発揮しやすいけど、なんでもない役を、存在感でこなしたのが香里奈(かりな)ではないか。ここでの演技で、第14回日本映画批評家大賞新人賞(小森和子賞)を受賞ってことで、芝居が上手いか下手かはよくわからないが、女優は、技術ではなく、華(ハナ)があるかどうか?ってことかな、やっぱり。

 この映画の原作は、詩集。→長田弘「深呼吸の必要」

 また「深呼吸の必要」の監督・篠原哲雄の作品 天国の本屋〜恋火 (主演:竹内結子, 玉山鉄二)にも香里奈が出演。ふたつのストーリを一個にしたような映画なのだが、自殺未遂の「天国の本屋」の店員役。演技というか、素のまんまの面もあるようなのだけど、今の若い子は、自殺未遂とかいう役はそのまんまでやったほうが、妙にリアリティーがあったりするし、やはり映像的・ビジュアル的に「天国の本屋の店員」なら彼女でなくてはなるまい。

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コミカルな美女としての香里奈

 その人の魅力を測るものさしのひとつに、コミカルとかギャク対応度とか、笑いの部分はある。お笑い系は好きという香里奈も、コミカルな役にいろいろ挑戦した。たぶん暗い方が地に近いのかもしれないが、コミカルなものができるのは、人間としてすごいことだ。

白衣の香里奈、雲の上の香里奈

香里奈(かりな)にとって2004年は、モデルから女優へと活動の場を大きく飛躍させた年で、数多くの映像作品(劇場映画・テレビドラマ)に出演していった。

 しかも、その多くが「看護士役」だったのだ。

 ナースがいちばん似合う女性、最近では香里奈がいちばんかもしれない。気の強さと、どことなく包容力がある感じが・・。

 ナース・デビューは映画「海猿うみざる」の第一弾。もちろん主演は伊藤英明, 加藤あいの二人だが、数少ない女子共演者として、香里奈(かりな)はチビのりだー伊藤淳史のお相手役。小悪魔的に伊藤淳史を冷やかしていたが、後は重たい演技が求められる役だった。→ 海猿 (2004年6月)

 つづいて、2004年8月 ディビジョン1 「2H」(フジテレビ2時間サスペンス・ドラマ)では、これまた看護婦役を演じた、香里奈(かりな)さん。病院内の不正を暴くというシリアスな役でしたが、前髪をアップにしたおでこも、妙に臨場感がありました。

 そして、2004年10月からは、男性看護士・松岡昌宏の後輩役で、またも香里奈ナース。今度は連ドラの準主役ということで、ヒューマン・ドラマとナースの日常を演じることで芝居の技術を磨いたのではないでしょうか。実際の香里奈と同じく名古屋出身のナース役、自分としっかり向き合う役柄の香里奈でした。→ナースマンが行く 看護士は女子の憧れの職業ですが、香里奈ナースは女の子やママにも人気があったようです。

 さて、女性のあこがれの職業といえば「編集者」というのがあります。ホストクラブを舞台にしたドラマ夜王では、女性ファッション編集者として、ふたたび松岡昌宏と共演しています(2006年1月)。本職のファッションモデルを扱う側であるファッション雑誌編集者役は、モデルとしても女優としても香里奈にとって得るものが多い経験になったようです。

 奇麗な女性には是非やってもらいた役で看護士と双璧をなすものに、CAがあります。

 CAも看護士も昔と呼び方が変わりましたが、CAの方は呼び名だけでなく、規制緩和などの影響で、ステイタスそのものがけっこう変わってしまったそうです。そんな客室乗務員の新イメージを描いた、花津ハナヨ著のマンガCAとお呼びっ!・・・これのTVドラマ版(2006年7月主演:観月ありさ)に、香里奈がスチュワーデス、チッガッタCAとして搭乗! 派遣社員CAのコメディです。声のトーンを上げるのに苦労したというだけあって、いつもと少しイメージ違ってキャピキャピしたキャラでしたが、香里奈のCA姿が満喫できました。

 まぁ、映画に出はじめたころは、演技がどうのこうの言われていましたが、この頃になると気がつくと女優としてふつーになっていたような感じがします。輪廻でホラーにも挑戦し(2006年1月)、特撮メイクもするなど役者としての幅を広げていた香里奈でした。

 そして2006年 女優としての地位を確実にする、作品と出会うのです・・・・
(次項へつづく)

名作のヒロインとして

 多くの人が、このドラマで香里奈のことを知りファンになったと言われている名作。少し難しい設定のこの役を通して見える彼女の素顔とは?

都古と香里奈、愛と葛藤

僕の歩く道 DVD-BOXあまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
僕の歩く道 DVD-BOX
posted with あまなつ on 2007.07.03
草ナギ剛(2007-03-07)
おすすめ度の平均:4.5
5good
5都古ちゃんへ
5僕道シリーズハズレなし!!
4こころ優しいドラマです
4穏やかな気持ちになりました。そして考えさせられました。

 主人公の自閉症の青年・輝明(草なぎ)。その最大の理解者である幼なじみで、動物園の獣医の役。香里奈は第51回ザテレビジョンドラマアカデミー助演女優賞受賞。

 なにしろテル役を完璧にこなした草なぎ剛の才能がすごいですね。芝居の技術や才能だけじゃなくて彼の人間性のスゴさみたいなものを感じてしまいます。そして、佐々木蔵之介、本仮屋ユイカなど個性派との共演でしたが、ストーリ的にもほとんど主役でもあった香里奈さん。ほんとうに良かったです。

 「輝明を心で受け止める都古をしっかり理解し、心から演じたい」と松田都古の役作りについて語っていたようですが、それがビシビシ伝わってきてました。香里奈と松田都古というキャクターが一致していました。もう香里奈=松田都古=香里奈こういう図式が見えてくると、本格女優だなぁと。

 このストーリは、都古を軸にして考えると、けっきょく、男女の恋愛を超えた人間としての愛という、わかっているけど、やっぱり永遠に難しいテーマ・・・それを香里奈は演じていたわけです。

 河原との不倫、結婚、その失敗・・・そこで男女の恋愛感情なんて結局たいしたことではない、男女を超えたところで、人間としての愛が大事ってオチになるわけですね。まぁどんな夫婦でも、男女以前に、人間としての愛が前提じゃないと、やっぱり夫婦になった後で、こじれます。それから、夫婦になっても、精神的にも生活力もそれぞれ自立してないと、やっぱりダメです。

 香里奈にとって都古は実年齢より歳多い役ですし、男女間以外の愛とかって人生経験積まないとわかんないと思うんです、ほんとは。

 でも、香里奈という人は、マジメにものを考えている人だから、この役をこなせたんだと思います。

 人間誰でも、前向きに努力しようとして、でも努力がすんなり上手くいかなくて、それでもやっぱりポジティヴに行こう!って、そういう葛藤の中にいるんですよね。

 超美人のモデルだって、チャリ好きの10歳の少年だって、そうなんです。

 その葛藤から逃げずに、ダメそうでも頑張ってみることに、きちんと直視して向き合っている人なんだと思います。「ダメそう」ってことは「できるかもしれない」って意味だからね。絶対にできないことは、自分からやろうとしないもん。だから、テルのことを理解できるんですね、きっと。

 それにしても、ちょっと内面に何かを抱えこんでる美人という設定・・・香里奈さん、そういう役、似合いますよねー。

 これからも渋めの香里奈が、ますます楽しみです。

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香里奈 Who's Karina?

香里奈=ファッションモデルで女優。Ray誌のカリスマモデルとして、コメディからシリアスまでこなすTVドラマのヒロインとして、コスメやファッションをはじめオールジャンルのCMで美しいキャラクターとして、そしてスクリーンでの本格女優として大活躍中。幅広い年齢層の女性に圧倒的に支持されている。デザイナーとしても自己ブロデュースのブランドをもつ。趣味はカメラと愛犬。

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